行動力は海外営業必須のビジネススキル!【ライバルと差がつく出世の鍵】

ビジネス・英語スキル

みなさん、こんにちは。ACEです。

ここまでの記事で、向上すべきビジネススキルとして「英語力」「シナリオ構築力」の重要性に関してお話ししました。

今回は、「英語力」「シナリオ構築力」に勝るとも劣らない向上すべき重要なビジネススキル「行動力」に関してお話ししたいと思います。

海外営業には「高い行動力」が求められます。

行動力を最大限まで向上させるためには、「考えるスピード x 判断するスピード x 作業スピード」 全てを向上させることです。その結果として、皆さんのビジネススキルは海外営業マンとして飛躍的に向上します。

ビジネススキルの向上 行動力

行動力とは文字通り「行動する力」です。仕事をしていれば誰だって行動します。そういう意味では行動力のない人なんて存在しません。但し、行動力の「高い人」と「低い人」は大いに存在します

言うまでもなく、海外営業には「高い行動力」が求められます。なぜなら海外営業として相手をする海外顧客や、海外の同僚は行動力の高い人が多いからです。

全員がそうというわけではありませんが、比率で言えば、日本よりも海外の方が圧倒的に行動力の高い人が多い、というのが私の肌感覚です。行動力の高い人は、当たり前のように相手(日本の海外営業担当者)にも同様の行動力を求めたりします。

一方で、現実には「行動力の低い」人の方が多いように思います。つまり、「高い行動力」を付ける事で、皆さんは他の海外営業マンよりも優位性が増し、海外顧客の信頼も獲得し、結果的には自分を出世させる可能性を高めます。

「高い行動力」を具体的に分解してみたいと思います。

  1. 高い行動力 = 行動が早い
  2. 高い行動力 = 行動が的確
  3. 高い行動力 = キャパが大きい(多くの行動を同時進行に進められる)

こんなイメージです。
一つずつ解説していきます。

高い行動力 = 行動が早い

行動が早い、つまりスピードが有るという事ですね。今の時代、「スピードが有る」事はビジネスを進める上で前提条件のようなものですね。いかなる市場にも市場競争は存在します。激しい競争の中で、優劣がつく一つの大事な要素が「スピード」です

海外営業マンとして「行動が早い」「スピードが有る」とはどういう事でしょうか?

  • 常に能動的な行動(顧客や上司に依頼される前に、先を読んで能動的に動く)
  • レスポンスが早い(メール返信、依頼されたことに対する対応)
  • 資料まとめ(エクセル、パワーポイント、Word含め)が早い

細かいところで言えばもっと出てきますが、代表的なところではこのような内容です。

それでは、この3つの対応スピードを上げるためにはどのようにすれば良いでしょうか?

 

考えるスピード x 判断するスピード x 作業スピード = 行動力MAX

これは20年間海外営業を続けている私の鉄板公式です。

ここがこの記事で一番伝えたいところです!

言葉にするのは簡単ですが、これを実践するのって難しいと思います。それでも、これに勝る公式は無いですね。

とすると、「この3つのスピードはどうすれば上げられるの?」という話になりますよね。
私にとって答えは一つです。「量をこなすこと」です。

アナログ!根性論!?と皆さまから落胆の声が挙がるかもしれません。。。それでも「実戦経験の積み重ね」に勝るものはやっぱりないです。

そして同時に重要な事は、「自分のキャパを超える量をこなすこと」です。100%のキャパを持った人が、毎日60~80%の量をこなしていても、考えるスピードも、判断するスピードも、作業スピードも上がりません。

100%のキャパしかないところに、120%の量をこなさなければならない環境になって、人は「より早く考え」、「より早く判断し(決断し)」、そして「より早く作業を終わらせる工夫」を始めるのです。

この考え方は、捉え方によっては根性論、精神論のように捉えられてしまいかねません。ただ、これは子供が算数を覚えるために計算ドリルをやったり、漢字を覚えるために漢字ドリルをやることや、野球やサッカーが上手になるように毎日練習する、という考え方と全く同じです。

出来ない事があるから出来るように練習を続ける、するといつのまにか体に染みついて出来るようになるという事です。毎日野球の練習をしていれば、必ずキャッチボールが出来るようになります。毎日練習していれば、必ず漢字は書けるようになります。

それと全く一緒です。「量をこなし」、体に染み込ませるという事がやはり基本と思います。

高い行動力 = 行動が的確

行動が的確というのは、行動の向いているベクトルがずれていないという事ですね。
どんなに行動が早くても、向いているベクトルが間違っていると、その行動は無意味どころか本来不必要な余計な仕事を生みかねないため、注意が必要です。

この時に力を発揮するビジネススキルが「シナリオ構築力」です。
海外ビジネスではシナリオを明確に!【ビジネススキルが向上】

シナリオ構築力が付いていることで、常に「目指すべきGoal」そして「Goalまでの道筋」が明確になっています。ここが明確になっていれば、常に的確な行動になります。

注意した方が良いのは、「的確な行動をしなくては」という思いが強すぎて、一歩が踏み出せない、行動に移せないという状況です。このように考えてしまう人は多いのではないでしょうか?

私からアドバイス出来るとしたら、優先すべきは「行動」です。多少ベクトルがずれていたとしても、「考えながら行動する(走りながら考える)」という事で、そこは補正が効きます。「考えすぎて行動しない」ことの方が遥かにマイナスは大きいと思います。

また、「行動した結果として失敗した事から学ぶこと」も非常に有益です。よく「やらないで後悔するより、やって後悔した方が良い」と言われることがありますが、私もそのように思います。「行動したからこそ分かる事・学べる事(失敗含め)」は沢山でてきます。

高い行動力 = キャパが大きい

キャパが沢山あるということは、それだけ多くの仕事量をこなせるということです。
沢山の仕事量をこなせるという事は、一つ一つの行動が早いから出来ることです。
一つ一つの行動が早いというのは、早く考え、早く判断し、作業自体も早いということです。

はい、つまり「キャパが大きい」というのは、行動力の高い人の結果(形)という事ですね。

先ほど、全てのスピードを上げるための方法論として「量をこなすこと。しかも自分のキャパ以上の量をこなすこと」という説明をさせてもらいました。

そうです、最初に「全てのスピード(早さ)向上」に真剣に取り組み、自分のキャパ以上の量をこなしている人は必然的にキャパも大きくなります。

まとめ

「行動が早くて、的確、そして多くの仕事量をこなすキャパが有る」

どうでしょうか?このような人であれば当然海外顧客の信頼も厚くなりますよね。すると、このような人は、

「行動が早くて、的確、多くの仕事量をこなすキャパも有る上に海外顧客の信頼も厚い」

という事になります。このような人が会社の中で出世しないわけがありません。

自分のキャパを超える量をこなして、
考えるスピード x 判断するスピード x 作業スピード 全てを向上させ、
「行動力を最大限まで向上」させてみてください。その結果として、皆さんのビジネススキルは海外営業として必ず向上します。

投稿者プロフィール

名前 ACE

40代現役サラリーマン

海外営業歴20年以上。海外在住25年以上。海外で前線を飛び回りながら海外拠点の責任者まで幅広く活動。商談、交渉回数は通算3000件以上。子育て奮闘中。

ビジネス・英語スキル
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
ACEをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
海外営業の仕事 実践ビジネススキル向上法

コメント

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました